親知らずの抜歯の流れ
初診時に行うこと
初診時は、まず患者さんのお悩みやお口の状態を詳しく伺うことから行います。
緊急性が高い症例以外では、当日に抜歯処置を行うことはありませんのでご了承ください。
STEP01
問診
問診では、患者さんのお悩みやお困りごとについてきちんとお話を伺います。
「親知らずが痛い」「抜歯すべきか悩んでいる」など、患者さんの状況についてお聞かせください。
また、治療についてのご不安などもお気軽にご相談いただけたらと思います。
STEP02
レントゲン撮影
問診後は、実際にお口の状態を確認するためにレントゲン撮影を行います。
親知らずの生えている状況やお口全体への影響もきちんと確認した上で、リスクの少ない治療を行っていきましょう。
STEP03
必要に応じた投薬治療
歯茎が腫れている、親知らずの状況が良くないなど、抜歯処置が難しい場合は事前に投薬などを行って状況を改善する必要があります。
炎症が強い場合は抜歯ができないため、安全に抜歯が行えるまで経過を見ていくこともあります。
抜歯当日に行うこと
抜歯当日は、体調を万全にしてお越しください。
体調が悪い中で処置をしてしまうと、具合が悪くなってしまうことがあります。
当日は事前検査を行った上で処置を進めていきますので、分からないことは何でもご相談くださいね。
STEP01
麻酔の塗布、注射
当日は、まず麻酔の処置から開始します。
表面麻酔を用いて注射の痛みを軽減した上で、少しずつ麻酔液を注入していきます。
麻酔の際に具合が悪くなってしまうことがありましたら、すぐにお声がけください。
STEP02
歯科用CTでの精密検査
麻酔が効いてくるまでの時間で精密検査を行いましょう。
レントゲンでは確認できない部分は、歯科用CTでしっかりチェックしていきます。
三次元的な情報としてお口の中を確認できますので、一緒に見ていきましょう。
STEP03
抜歯
しっかり麻酔が効いたことを確認してから、抜歯処置を行います。
抜歯中に痛みを感じることはありませんのでご安心ください。
翌日〜一週間後に行うこと
抜歯後しばらくの間は、痛みが出たり腫れたりすることがあります。
ハードな生活をすると患部に負担をかけてしまうことがありますので、少しだけ安静を心がけながらお過ごしください。
STEP01
翌日、消毒
抜歯の翌日は、患部の消毒にお越しください。
患部を清潔に維持することで炎症を抑え、腫れなどのトラブルを最小限にとどめます。
激しい痛みや違和感がありましたら、すぐにご相談ください。
STEP02
一週間後、抜糸と経過観察
抜歯から一週間後を目処に、抜糸を行います。
歯茎の状態が安定していればそのまま経過観察を行い、治癒を待ちましょう。
その間に気になることやお困りのことがありましたら、ご連絡いただけたらと思います。